とらびす

カランコエの花のとらびすのレビュー・感想・評価

カランコエの花(2016年製作の映画)
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39分間の映画。
でもね、中味はぎゅーっとつまった39分間。
LGBTと青春。
あまりにも痛々しい青春。
んー、やられた。

高校生。とくに女の子。
みんなとっても瑞々しくて素敵なんだけど。
若さゆえの垂直。
横からちょっと蹴られただけでポキって折れちゃいそうな。

LGBTの問題、苦悩を訴えるために作られた作品だと思うけど、映画としての完成度は最高!

今まで観た事もないようなエンドロールだし。あれ聞いてて、ハッピーな気分にもなるし、さらに痛々しく感じたりするし。

上手い。

これ、ほとり座っていう映画カフェで観たんだけど。
劇場は2階で1階が、カフェ。
上映後、観客みんな1階のカフェでこの映画とLGBTについて語り合いました。たまたまおんなじ劇場にいたってだけで、みーんな知らない人々。今日、たまたまそういうイベントだったみたい。

これがまためちゃくちゃ楽しくて勉強になったんだけど、それはまた別の話。
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