えびちゃん

カランコエの花のえびちゃんのレビュー・感想・評価

カランコエの花(2016年製作の映画)
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たった40分の映画に込められたメッセージ。
ある日突然、LGBTの授業が行われる。
高校生たちは、このクラスにも該当者がいるんじゃないかと疑い、探し始める。

クラスの緊迫感、あまりにもリアルだった。同じようなことはもちろんなかったけど、似たような空気が思い起こされて胸に冷たいものがながれて行く感覚だった。

「あなたを守る」
つきちゃんが守ろうとしたもの、桜ちゃんが本当に伝えたかったことが悲しくすれ違っていく。
その時にどうする?問題提起の映画でした。素晴らしい。

本筋とは離れてしまうけど、保健室の先生あんなに不用意な授業は絶対に展開しない。そもそも養護教諭は兼職発令がないと授業できないのよ。これは教育委員会介入するレベルのおおごとよ。
描きたかったことはとてもよくわかるだけに気になってしまい残念。
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