清水英治

女の一生の清水英治のレビュー・感想・評価

女の一生(2016年製作の映画)
3.5
男爵の娘ジャンヌは、ジュリアン子爵と結婚するが、夫は乳姉妹のメイド、ロザリと関係を持ち、その後友人のフルヴィル伯爵の妻とも関係を持つ。夫はフルヴィル伯爵に殺されてしま。年老いた両親も亡くなり、息子と二人の暮らしになるが、頼りの息子は家を出てしまい、金の無心の時だけ手紙を寄越し家には帰ってこない。ロザリが戻ってくるが、財産も無くなり、幼い頃から親しんだ屋敷も手放すことに。
慎ましく生活しているところに、息子から連絡があり、ロザリが孫娘を連れて帰り、息子も戻ってくるという。
美しい自然の映像とともに物語は淡々と進んでいく。たびたび挿入されるジャンヌの日常の幸せな過去の思いでと現実の不幸と対比される。
主演のジュディットシュムラが美しいから成立する作品
清水英治

清水英治