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女の一生のnorikoのレビュー・感想・評価

女の一生(2016年製作の映画)
3.0
モーパッサン原作だから、という高尚な理由で鑑賞するわけはないです。
イケメン対決という宣伝で、闇夜に集う蛾のごとく、ふらふらと否ルンルンと劇場を訪れました。
どんなイケメンかしら。
コスチュームプレイのイケメンに外れなしと嬉々として待っていたのですが、最後の最後まで登場してこなかったです。
どういうこと?
いや確かに生物学上の男はいましたよ。
生物学上の男+コスチューム=イケメンなんて、子供だましの公式で煽ってくるとは思わなかった。
もう完全に騙されて、内容よりも何よりもこのだまし討ちは酷いと地球が割れるほど地団駄を踏みました。
どこがイケメンじゃーーーーー!!!!ぼけーーーーーー!!!!

怒髪、天を衝く。
お蔭様で他の感想が思い浮かびません。
強いて言うなら、あの二人、原作では崖から小屋ごと突き落とされませんでしたっけ?という疑問。
そしてやっぱり主人公の女には華がなく、作品自体も現実主義的な手法で撮られているので空虚で、見終わった後カフカ作品を読んだ後のような乾いた心情だけが残りました。