megさん

女の一生のmegさんのレビュー・感想・評価

女の一生(2016年製作の映画)
2.9
友人と不貞を働いていた夫が、友人の夫に射殺される3カットで、この作品の志向がわかり、それ以降は暗いながらも興味深く観ることができた。
今の時代の女性の一生とはもちろん大違いで、理解できないところも多いのは当然。 でもいつの時代も、幸せはささやかで、それは自分の力だけで得るものではない、やはり運命とか神の見えざる手とか?そういう巡り合わせとかの中から感じるものなのだと思う。 いろんな物を失いながら生きているけど、与えられる物はきっとそれより多いから、その差の中で生きているのかと思う。ロザリーとかすごいよね、強いし偉い。
文学的な語りについては全くついていけず残念。それが理解できたらもっとこの作品を楽しめたかもしれない。
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