女の一生の作品情報・感想・評価 - 4ページ目

女の一生2016年製作の映画)

Une vie

上映日:2017年12月09日

製作国:

上映時間:119分

3.5

あらすじ

男爵家の一人娘として生まれ、17歳まで修道院で教育を受けた清純な娘、ジャンヌが親元に戻る。親の勧める子爵ジュリアンと結婚し、希望と幸福を胸躍らせ人生を歩みだしたかにみえたジャンヌだったが、乳姉妹だった女中のロザリが妊娠、その相手が夫ジュリアンであることを知る。夫の度重なる浮気、母の死、溺愛した息子ポールの裏切りと・・・ジャンヌに様々な困難がふりかかる。

「女の一生」に投稿された感想・評価

とにかくたしかに主演の女優が美しい。17歳から40代(50代?)までを演じたので後半は少々老いきれてない感じもしますが美しいは美しいのでまあ良しとしましょう。
1号

1号の感想・評価

3.9
退屈だという人もいるようですが、わたしはとても好きでした。映像も、心象描写も美しく、かつ自然だった。
表情を真正面からとらえずに横顔が多く、その分抑制的で、描かれた時代の、育ちがよく、しかし抑圧された女性像が伝わると思った。横顔の美しさが主演女優の条件だったのかと思うほど印象的。
9642

9642の感想・評価

-
1. 19世紀フランスの文学作品の映画化。美しいフランスの田園、美しい邸宅、美しい貴族の娘。

2. 説明的ではないシナリオ、行間を想像させるようなシーン配置、隠し撮りのような構図の多用。

3. 主人公の息子がクズ過ぎるので、後半の展開が一周まわってコメディ。

041/100
いち麦

いち麦の感想・評価

4.0
ほぼ50年ぶりの再映画化。家族から次々と裏切られていく過酷な運命。狭いスタンダードの画角。急展開の見せ方や、回想の独特な重ね方、駄目ジュリアンの顔を写す角度の容赦ない使い分け、など映像に拘りが窺われ興味深かった。
ausnichts

ausnichtsの感想・評価

3.0
人生の現実は不幸の連続である、しかしながら思い出は幸福に満ちており、(老いて)振り返ってみれば、さほど捨てたものではない(ホントか(笑))、そうした不幸な現実と幸せな思い出をモザイク模様に編集した、そういう映画です。

なかなか一筋縄ではいかないけれど、見終われば何かが見えるかも知れません。

http://www.movieimpressions.com/entry/2017/12/22/203433
龍之介

龍之介の感想・評価

3.6
神保町岩波ホールにて鑑賞

出来事の断片的見せ方がうまいなと感じた。

森の中をジュリアンと手を繋いで歩き、視界いっぱいに広がる海でキスをし、永遠の愛を誓い合った瞬間、次のシークエンス。ろうそくの明かりだけの薄暗い部屋でジュリアンがトランプをしている。そしてジュリアンはジャンヌの浪費癖を責める。これは今後2人の関係性に陰りが生じ始めることを多分にほのめかしていた。

幸福な瞬間は災難に取って代わられ、自分が愛したものからはことごとく裏切られた女性の一生は目を背けたくなるほど暗い。
最後のシーンは言葉通りの意味で受け取ってよいのだろうか…
maya

mayaの感想・評価

-
観ていてつらかった…。女性の一生で何度も悲劇が繰り返されていて、それでも生きていかなければならない状況の中で最後だけ、幸せになったようにみえたのはよかったが、現実でもあり得る話かもしれないと考え始めるとつらくなる…。
映像は手振れがあったためホームビデオのような感覚だった。
フランス映画らしく、映像は絵画のように綺麗だった。
meltdownko

meltdownkoの感想・評価

3.5
モーパッサンって今さら映画化する必要のあるような作家だろうかと思いつつも、「ティエリートグルドーの憂鬱」が良かったのでとりあえず観に行くことに。原作は既読ですが突き落とすシーンしか覚えてません(映画ではオミットされていた)。
こうして見るとジャンヌの苦しみの多くが政治的あるいは宗教的価値観に自分の選択を委ねるように追い込まれたことに端を発しているように思われて、たとえば不貞についても許しあるいは伝達を強制された結果としてのジャンヌの苦境があるわけで、そこにステファヌ・ブリゼが映像化を決めた要因があったのではないかというような気がしている。しかし最後のセリフで何かいい話風になっているのはやっぱり理解できなくて、これ息子がだめなやつには変わりないので解釈がポジティブ過ぎるだろという気分になった。
Marrison

Marrisonの感想・評価

3.0
暇な人向けの綺麗な映画。眠れる。

貴族階級の弱者、である善良なお嫁さんの田舎物語がぽんぽん進む中、序盤のヤマである“初夜“と中盤の“廊下で息子暴れる“の2シーンだけが奇妙に長い。ほかに、のちに「家を売却する以外ありません」を懇々と説く管財人の台詞のわかりやすさが、輝いてた。────そういったフェルマータをほかにもふんだんに散りばめれば、もっと個性的な名画になったかも。

映画・小説(19世紀後半の大ベストセラー)ともに、原題は『(一つの)人生』。一人の女の全生涯、という大河的な意味まではない。
執筆当時アラスリーだった男子モーパッサンが、“善良で見目麗しく感受性豊かな女子“の内側に(愛しさ込めて、たぶん心地よく)入り込んで語ってるんだが、ざっと原作の特徴はこう。
①風景描写と人物外形描写がみっちり
②通俗的魅力の高い「事件」を適宜配置
③心理描写は(事件時以外はおおむね)ストレートで説明的
④思想性は高すぎず、さほど理屈っぽくもない
・・・・元々たいへん映画化しやすい種類の小説だったと私は思う。譬喩の連なる丹念な文章も、キャメラ一つで楽々「映像美」へと移し替え可能だもんね。それは結果が証明してること。
まずは、スタッフは美人女優を力入れて選んだ。“金髪・碧眼“にしなかったのは、忠実すぎない映画にするんだという決意で? それとも何となく?
顔アップ初夜(←ここだけ独自色シッカリなのは確か)以降は閨房カンケイ(獣性いろいろいわれる夫の押し引きや、妻の側からシタクナル瞬間)には触れず、夫婦に口移しで泉の水飲んだりもさせず、熱病時の“ベッドにネズミ千匹“みたいな面倒臭い「汚」シーンも省略してて、力持ち殺人スペクタクルもなく、、、、、、「美しい人を美しい風景の中で無難に撮れば、褒めてもらえる」って信じ込んだステファヌ・ブリゼたちが好きなようにこれを作った。
Rui

Ruiの感想・評価

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寝てたー。2時間というのに長く感じた…。
愛に翻弄されるのは今も昔も変わらない女の一生。