女の一生の作品情報・感想・評価 - 4ページ目

「女の一生」に投稿された感想・評価

mayama

mayamaの感想・評価

2.5
春夏秋冬と季節がめぐるように、
人生楽ありゃ苦もあるさ、?
春の花が綻ぶような穏やかで暖かい日々が訪れたかと思えば、冬の暗く冷たく凍えるような日々に襲われる。そしてまた、懲りずに春がやってくる。。

ひとの一生が、その繰り返しなのだとしたら
生きていくことが怖いと感じてしまったのは私だけだろうか。
冬を乗り越えた先に春が訪れて、ハッピーエンド。そんな映画みたいな話(笑) その先も生きていくならば、確かに、ずっと春だなんてあり得ないなぁ。

しかしこの冬。ちょいと厳しすぎやしませんかぃ?笑

全編を通して、季節を感じる映像がとても心に響きます。そんなセリフのない自然の音だけのシーンが、印象的でした。
Hanami

Hanamiの感想・評価

3.5
岩波ホールで 上映が終わりそうだったので駆け込みで観てきた。
原作 「脂肪の塊」のモーパッサンだったことが衝撃 ! 女の一生 読んでおけば良かった。
感想としては、"主人公可哀想だなあツイてないなあ"という感じ。夫も子供もありえないクズさで こんなの運命だと思うけど、夫と結婚することで 彼女の人生がガラッと悪い方向へと変わっていく。
夫が亡くなったところ 原作で細かく書かれてたのに 映画だけだと約2時間に詰め込んでいるせいか何が何だかわからないのが残念。後で調べたら まさかの展開で だから同じ墓に入ってたのかーと唖然。
こんな人生だったら辛い。
さち

さちの感想・評価

3.8
彼女にとって大切な出来事の1シーンに限って敢えて見せてくれない手法はドSだよなぁと笑いそうになる反面、想像力を掻き立てる。

途中なんで気づかなかったんだろうと自分でも不思議だったけど終わる間際に気づきました。「そうだよ、働けばいいじゃん」って←
acco

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3.1
現実と回想を行ったり来たり。
主人公の意識をそのまま映像にしたような作品。
人間そんなもん。昔の幸せな記憶に頼って生きてる。悪い記憶なんて、必要性がないと思い出そうとはしないし、ふと蘇ったとしてもすぐに蓋をしがち。

あの時代の女性は誰かに頼らないと生きていけない、自立するなんて社会が許さない、という背景はあるかもしれないけど、もう少し強さと考察力があればあの結果にはならないんじゃないか。

男に翻弄されたのはあの侍女も同じ。貴族>庶民という産まれながらの境遇の差もあるのに、侍女はそれを受け止め、自分の意志で生きている。

モーパッサンに「男の一生」も書いて欲しかったな。
ススギ

ススギの感想・評価

1.0
ストーリーは知っていることを前提に作られている。その上でジャンヌの狭い狭い世界をぎゅっと濃縮して体感するための映画。
mikan

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3.8
思い出の海が切ない。含みのある終わり方。
バルザックの「谷間のゆり」を思い出した。この時代は宗教に準じた思考、行動に懐疑的なのか?原作読みたい。
emmy

emmyの感想・評価

3.0
映像は綺麗だけど見てて腹立つ。とともに自戒する部分も。ただ、Une Vieですから、女と限定するのはおかしい!
Eriko

Erikoの感想・評価

3.3
観るタイミングによって感じ方が変わりそう。
初老ぐらいにもう一回観たい
小一郎

小一郎の感想・評価

4.1
千金の重みを持つラストの一言のために2時間耐える映画。個人的にはとても面白かった。この一言を聞いてニヤニヤしちゃった。さすがモーパッサン。

原作はフランスの文豪ギイ・ド・モーパッサンが1883年発表した同名小説。未読だけど、モーパッサンといえばNHKラジオの英会話教材で『首飾り』という短編を英語(笑)で読んで、最後にガツンとくる系の作家という認識。なので、いつもなら寝落ちすること請け合いな静かなシーンの続くこの映画を、オチを楽しみに観ることができた。

ストーリーをキッチリ作って、時間順に追うのではなく、行ったり来たりしながら、歓びと、それを上回る辛い出来事のシーンを、言葉の説明なく繰り返す。これが睡魔を招くことになるのだけれど、普段の生活を切り取ったともいえ、自然主義文学の考えに沿った方法なのかな。

描かれるのは当時のフランス女性の当たり前な姿なのかも。自立することを許されず、人生における重要な選択を自分の意志では何一つ決めることができず、他者に振り回される。一番ひどいのは神父様ですな。あれは膨らませればもう1本映画が作れそうな気が。

幸と不幸を数値で量れるならば、自分の意志を通す自由のない当時の女性は不幸の量の方が圧倒的に多かったのかもしれない。それでもラストシーンとそこでの一言ですよ。解釈によってはそれほど良くない意味にも取れるけれど、自分的にはこれはアレ、人生を肯定できる瞬間。この瞬間を観るために、眠気に耐えた価値があったのかも。

●物語(50%×4.5):2.25
・実存主義を感じさせる物語。当時の時代背景を勉強しておいたらもっと面白かったかも。

●演技、演出(30%×3.5):1.05
・退屈になって眠くなったりするけれど、ラストを楽しみに観るとイイかも。

●画、音、音楽(20%×4.0):0.80
・映像は美しいと思います。
HRK

HRKの感想・評価

3.3
凄い観やすいフランス映画。不幸がずっと隣同士の主人公で暗い映画だけど最後のロザリーの一言が最高。色んな読み取り方が出来るラストなのも好き