自宅にて鑑賞。
昔からなんとなく好きな絵画のひとつ、快楽の園が取り上げられているドキュメンタリー。
美術史家から歌手まで、さまざまな人が思い思いの解釈を語っています(解釈することが嫌いだという方もいましたが(笑))。
中でも「劇場のような絵画」という言葉は印象的でした。
しかし結局は、この映画を観ても謎は謎のままだなと。
美術史家や歴史家の解釈も結局は推察の域を出ないので、ボス自身が何を意図してこの絵を描いたのかはわからない。
ただ、宗教的な背景やボスの死後どのようにこの絵が扱われたのかなどについては、初めて知ることも多く、とても興味深かったです。
キリストに似せて描いている、あの神の顔はなかなか怖い…。