・ヒエロニムスボスの有名な三連祭壇画「快楽の園」を中心に様々な識者達が語ることにより作品の意図に迫るドキュメンタリー
・見る人によって感じかた、捉え方が違うのが絵画を見る楽しみのひとつ
・絵に描かれた人間一人ひとりから物語が立ち上がってくるようで、それらが1枚の絵に収まる実物を目の前にしたときのエネルギーを感じるために人は美術館に足を運ぶんだな
・３枚のうち真ん中に描かれる無数の男女と奇妙な建物と人よりでかい鳥たちが密集してる「天国」ゾーンの絵と、右側のカオスの極みみたいな「地獄」ゾーンの絵との対比が大きなインパクトを持つ
・エックス線撮影によって塗料のしたに書かれた下書きの線まで解析できる現代の技術に驚き
・ブリューゲルやダリなど後世の名だたる画家たちにも影響を及ぼしているらしくて興味深い
・1枚の絵に一体どれくらいの時間過ごせるか目にして見なければ
・個人的には右側中央の頭にバグパイプを乗せ体が卵のからのツリーハウスみたいになって振り返る男のカットが印象的
