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デイアンドナイトのまのレビュー・感想・評価

デイアンドナイト(2019年製作の映画)
5.0
善と悪についてとかいう考えても考えてもまとまらないような内容の映画好きでしかない、哲学を映像化した感じ

登場人物がそれぞれ自分の思う正義で動いてたのかもしれないけど、結果的には死んだり捕まったり笑顔で笑ってたり、正義の元に動いてることには変わりがないのになんでこんなに結果が違うんだろう、結局この国が決めた法律とか社会の元づいた正義が優遇されてそれ以外はやっぱ排除されるんだろうなあ、でもそんなことわかりきってる話で日本に住んでる以上法律はあってドラマやニュースでみんなの頭に刷り込まれてる当たり前に基づいてたら中身はなくても笑ってはいれるわけで、それでも自分がそれがどんなに負の感情であれ感情をぶつけまくって感情のままに生きることができるのは側から見たら汚いし何でそんなことするの何をしてるの?ってなるかもしれないけど、まいはそう思わなかった映画だからなのかもしれないけど目には汚く見えても純粋に凄く凄く凄くかっこいいって思ったし復讐?いいじゃんやったれってなっただって実際黙ってれば穏便に済む話で頭下げてれば終わる話だったしでも絶対にしたくなくて自分の中に生まれた感情をぶつけまくることを無意識にできるのは天才、尊敬する、神様かと思った、し、最後のシーンでボロボロになった明石がななちゃんに抱きしめられるところ、神様は万能じゃないし、あのシーン好きすぎて完璧じゃない完璧人間て感じで自分が尊敬してる人に似てて名前のない感情にかられました、明石が一番人間してた
登場人物たちは明石にお前はおかしいよそこまでする必要ない間違ってるなんて言葉をかけ続けてた、自分も感情のままに動きまくってそういう言葉かけられたことあるけどもう動いちゃったら止められないわけで否定されてもそれが正しいのかもしれないって思っても後に引けなくて、っていう描写がされていて見ててわかるわかるわかるそうなんだけど、そうなんだけどさ、、、ってなった
今になってあれは正しかったのかな自分にとってはよかったけど相手にとってはどうだったのかなっていう後悔かわからないような気持ちの副作用が、感情を優先すると生まれるわけでその点社会一般法律ルールに基づいた世間の無言のルールに基づいた場合はそんなリスクないわけで。ズルいわほんと
感想っていうか変な文になっちゃったけど、善と悪てゆー哲学を映像化したような作品で凄く自分は大好きだった
ま