藤井道人、阿部進之介、山田孝之が4年をかけて練り上げた作品
善と悪
奪って奪われて
世直しと世直しと言う名の必要悪
正義とその代償
交錯する昼と夜、光と闇
藤井監督作品としては「光と血」を想起させる世界観(撮影、照明、音楽が同じでもある)
閉塞感漂う地方都市の空気は「ビジランテ」的
室井滋、山中崇、佐津川愛美、深水元基、渕上㤗史、田中哲司ら、ひたすら確実に演じ悪目立ちすることのないシュアなバイプレーヤーを配することでメインキャストを浮き彫りにしたのだと思える演出手腕が鮮やか
阿部進之介、安藤政信、清原果耶、小西真奈美の佇まい
演じてみることを重ねて決定稿にたどり着いただけあって、主演の阿部進之介は作品の中の人でしかなかった
主題歌 野田洋次郎×清原果耶
冒頭、後ろ姿と声だけで小西真奈美だとわかっていい予感
清原果耶と佐津川愛美の「ユリゴコロ」(この時はからみなし)コンビの共演にニンマリ
ややリアリティなさげなシボレーに藤井監督らしさ
藤井道人 5/15
清原果耶 4/9
佐津川愛美 27/55