よもぎ

ぼくらと、ぼくらの闇のよもぎのレビュー・感想・評価

ぼくらと、ぼくらの闇(2017年製作の映画)
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原題の通り、終始とてつもなく暗く深い闇に覆われて居る様な映画だった。

何処にでも居る『IT』のルーザーズクラブの様な、学校では冴えないながらもいつもつるんでる親友同士の彼等。
くだらないいつも通りの日常が、一つの取り返しの付かない事故で一気に底知れない闇に包まれる。

全てが暗澹としていて、闇雲に焦りと焦燥感ばかりが募り、気付けば深過ぎる闇に囚われ親友の姿さえ見失っている。
気付けば取り返しの付かない事になってたのは主人公ザックの親友ジョッシュの方なんだけど、彼がどうしてそうなってしまったのか?という部分の説明が一切無いのが良い。
正に真相は闇の中。考えさせられる。

良い作品なんだけど、邦題どうにかならんのか。
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