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殺意の誓約のtheocatsのレビュー・感想・評価

殺意の誓約(2016年製作の映画)
3.2
アメリカ映画なら食傷するパターンだがアイスランド舞台ということで風景的、言語的に新鮮味が味わえた。

不良娘とそのチンピラ彼氏のために道を踏み外す優秀な医師の悲劇なんだけど、バイオレンスが起きてしばらく経った後に驚いたのが「生きてたのかっ!!」ということ。
その後の経過も大きなひねりやカーブがあるわけではなく極めてストレート。

グレーなまんまエンドとなってしまったけれど、それが意外な余韻を残し「罪と罰」的思考を呼び覚ます効果があるのではと思われた。
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