たけちゃん

モリーズ・ゲームのたけちゃんのレビュー・感想・評価

モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)
3.7
アスリートから違法賭博オーナーへの壮絶人生


アーロン・ソーキン監督 2017年製作
主演ジェシカ・チャステイン、イドリス・エルバ


ゆうばり国際ファンタスティック映画祭、鑑賞2本目はジェシカ・チャステイン主演の「モリーズ・ゲーム」
これも実話です( •̀ω•́ )و✧

観終わって振り返ると、1本目の「ダンガル」の表裏のような作品でしたね。意図的にチョイスしたのかなぁ……。「ダンガル」は娘を鍛え、最後は金メダリストにまで育てた父親でしたが、「モリーズ・ゲーム」もモーグル選手として娘を厳しく鍛えながらも、怪我をした後に娘は道を踏み外していくというストーリーです。ただ、あながち、転落人生というわけでもないところが面白いかなぁ。

実はどちらも父娘の見えない関係と隠れた愛情がテーマになっていました。





さて、今作はアメリカでアルペンフリースタイルスキー(モーグル)の選手だったモリー・ブルームの出版した自叙伝に基づいた作品です。

彼女の壮絶な人生(嘘みたいな本当に壮絶な人生)を映画化したものです。脚本を書いたアーロン・ソーキンって「スティーブ・ジョブズ」や「ソーシャル・ネットワーク」の脚本を書いてきたんですが、言葉の情報量が凄まじいですね。物凄いセリフ量で話すんですが、内容の特殊性もあり、理解できないところも多々ありました(T_T)
今作で初監督も務めたんですが、自分でも役者のブレスの位置が分からなくて、デヴィッド・フィンチャーに以前どうやって役者に語らせたのか聞いたらしい(笑)


さて、主演のジェシカ・チャステインは衣装がすごいセクシーでした。こんなにグラマーだとは知らなかった(笑)胸元のアピールがすごいんですよ。ぜひ、それを確かめて~Σ\(゚Д゚;)


イドリス・エルバはモリーの弁護士役なんですが、どんどん良い役者になりますね~。以前ならデンゼル・ワシントンがやりそうな役でしたよ。


モリーのお父さんがケビン・コスナー。
最近のケビン・コスナーはいいですよね~。「ドリーム」の彼も良かったですが、今作も非常に良い演技を見せてくれました。脇をビシッと固めていましたよ。


映画の中に出てくるハリウッド・セレブって、トビー・マグワイアやベン・アフレックのことらしいよ。本では実名で出てくるらしい……(っ `-´ c)メッ!!