一足先に飛行機にて。
アメリカのモーグルスキー選手だったモリー・ブルームは、選手としてのキャリアを終え、第2の人生を模索する中で、ポーカー・ゲームと出会う。それは華やかで破滅的な世界だった…
実話を基にした映画。
聡明なやり手の女性の知識の応酬だったり複雑な駆け引きが描かれ、結構早口でセリフ量が多い。ポーカーの世界、裏の世界を垣間見ることが出来る。
現在の逮捕後の裁判と、過去の振り返りが交互に描かれ、事の顛末と、彼女の行く末がテンポよく描かれる。
ただ、140分はちょっと長いかなぁ。
途中までは面白く見れたが、だんだん長さを感じてしまった。
ラストの父親との邂逅は良かったが、後半は少し盛り上がりにかけるか。
ジェシカ・チャスティンの美しさと頭の良さを堪能出来る映画だった。