思ってたのと全然違った！もっとポーカーの部分がメインなのかと思ったけど（時間配分的にはそうかも）ダディーズイシューがある人の胸にグサッと刺さるやつでした。初っ端から結構なテンションでみんな早口だし、お金の単位が実感できないし、アワアワしながら一生懸命付いていこうとするわけですが、結果として、キモはそこじゃなかった…。転んでも必ず立ち上がる、ガッツのある元アスリートのモリー（ジェシカチャスティン）。弁護士のジャフィ（イドリスエルバ）も心を動かされるまっすぐさ、正直さ、頭の良さ。確かにポーカーのルール（普通に手は知ってるけど、大きいお金が動くやつは知らん）が分かってたら楽しめるかもしれないけど、そこは終わってみるとどうでもいいパートだった。どんなことがあっても負けない、自分に正直なモリー。自分にない部分ばかりで勉強になりました。寝ないために薬を使うくだりは「女神の見えざる手」を思い出しました。実際イドリス見たさに観ましたけど、観てよかった。あ、マイケルセラは本人としてなので、ピルグリム一瞬出ます。
字幕翻訳／松浦美奈
スクリーン5 F列
