かよ

モリーズ・ゲームのかよのレビュー・感想・評価

モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)
3.0
「ソーシャルネットワーク」の脚本で衝撃を受けたアーロン・ソーキン。テレビドラマの「ニュースルーム」も刺激的だったけど、監督としては未知数。

冒頭はアーロン・ソーキン節とも言うべき早口で畳み掛けるナレーションと共に、主人公のモーグル選手時代がコンパクトに描かれる。怪我で引退し、なんやかんやでポーカープリンセスになってからがいただけない。ナレーションで喋りすぎじゃない?というか、ポーカーシーンが全く面白くない。とアーロン自身が思ってるからナレーションのベース画くらいにしか考えてないんじゃないのか??と勘ぐってしまった。

では芝居場はどこだったかと振り返ってみると、確かにあった。あったのだけど、ぶつ切れになっているせいか、とんと気持ちが乗らない。
肝となっているはずの関係さえ、ずいぶん簡単にまとめられて拍子抜け。

アーロン・ソーキンにはドライなものが似合うんじゃないかなぁ。
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