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モリーズ・ゲームのardantのレビュー・感想・評価

モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)
4.2
私にとっては、5月15日現在、本年公開され、観た洋画で、本作品は、最も気に入った作品だ。

監督アーロン・ソーキンは、脚本家として、『スティーブ・ジョブズ』、『マネーボール』、『ソーシャル・ネットワーク』、『チャーリー・ウィルソンズ・ウォー』、『ア・フュー・グッドメン』等の秀作を書いている。

主人公を演じたジェシカ・チャステインは『女神のみえざる手』に続き、気丈な女を演じて好演。本作もそうだが、あんなにセクシーなのに、彼女の出演作品には、男と女の関係がほとんどない。

映画は、彼女の独白で展開するが、物語についていくのが、大変だった。

それでも、彼女が、スキーで、小枝につまずき、転倒したことによって、「人生」が変わったわけではないことは確かだ。
「生活」が変わっただけなのだ。
もし、あそこで転倒せず、栄光を掴んでいたとしても、あのような状況と似た状況が違った形で表れたように思える。
本性も、性格も変わることはないのだから。
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