ウニ

モリーズ・ゲームのウニのネタバレレビュー・内容・結末

モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

オリンピックアスリートその後・実話シリーズ二作目。強い女シリーズ好き。最高。「女神のー」に続くジェシカさんのはまり役。

オンピックに向けての父親からのしごき、オリンピック舞台での怪我と挫折と冒頭からの怒涛の展開。(ソーシャルネットワークと同じ監督だった。)

そして、ハーバード進学が決まってたぐらいめちゃ賢かったのに、新たなステージとして選んだのが賭場経営というマッチョ。行きがかり上知ってしまった、賭場の儲かり経営スキーム。勝ち負けの虜になってる世界の富豪のおっさまたちを心理的に支配し世界に君臨できる胴元。しごき鬼軍曹父のトラウマ克服、父親越えには、これしかないっ!さすがアスリート、目標を決めたら達成するまで努力する脳の回路ができておる。全くブレない。決めたルールは踏み外さないのが、カッケーかったです。

世界の金持ちが私の賭場に大集合!世界は私のものよ、おほほほ!という叶姉妹的な寄せ乳状態もかっこよかった。ギャンブル依存症のおっさまたちのしょうもなさとそこで交わされるホントの経済情報が最高でした。そこで交わされる情報の方がお金になるのにそこは換金しなかった潔さ。
あと、告訴後の司法取引とか知らんわ、ルールに照らし合わせたら私有罪、曲がったことが大嫌い、というのもかっこよかった。

ギャンブルって、心の弱さが見えるもんですね。マイケルセラのポーカー王って違う土俵で相手をコントロールしてたし、尊敬してた無性に強いおっさまも心理戦で弱さ露呈、負けると陰謀論に取り付かれるおっさま、ド素人の強さこそ本当かと思ったら詐欺師だったし。

そして、ケビンコスナー父なら、そりゃファザコンになるわな。最終的にボディーガードだし。

そして、次のステージへ、負けても負けても続けることが勝利への道とまとめてあって、最高でした!
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