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モリーズ・ゲームのkazu1961のレビュー・感想・評価

モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)
4.0
「モリーズ・ゲーム」
原題「Molly's Game」
2015/5/11 アメリカ作品 2018-226

実話を元にしていますが、脚本家のソーキンの力でしょうね。リズミカルな言葉のラッシュ、痛烈な皮肉、エネルギー、ソーキンの持ち味が十分にに発揮されていますね。
そしてそのストーリー自体が、濃密かつダイナミックで、極めて面白い事件です。
その中心となった役柄はチャステインの演技力が遺憾なく発揮されていますね。
そして、テーマもタイムリー、それは、男社会で女性として生きることの困難さをみごとに描いています。
それらの結果、ジェシカ・チャステインとイドリス・エルバの名演と観客の好奇心をそそるストーリーに支えられ、本作はアーロン・ソーキンの見事な監督デビュー作となりましたね!!
個人的にはケビン・コスナー演じる父親との雪解けに感動しました。

「女神の見えざる手」「ゼロ・ダーク・サーティ」のジェシカ・チャステインが主演を務め、トップアスリートからポーカールームの経営者へと転身した実在の女性モリー・ブルームの栄光と転落を描いたドラマ。「ソーシャル・ネットワーク」でアカデミー脚色賞を受賞した名脚本家アーロン・ソーキンが、2014年に刊行されたブルームの回想録をもとに脚色し、初メガホンをとった。モリーの弁護士役をイドリス・エルバ、父親役をケビン・コスナーがそれぞれ演じる。
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