フライ

アンロック/陰謀のコードのフライのレビュー・感想・評価

アンロック/陰謀のコード(2017年製作の映画)
3.7
今観るにはタイムリーで、面白いと言ったら怒られそうだが、中々楽しめるアクション、スパイ系映画だった。
女性アクション系作品では注目しているノオミ・ラパス出演のアクション全開の作品だが、相変わらず彼女の地味な雰囲気からは想像出来ない内容は良かった。更に周りの凄いキャスティングには度肝を抜かれた。
CIAの諜報員で尋問官が過去のトラウマを跳ね除けて巨大な陰謀に立ち向かうストーリーだが、どんでん返し系の部分もあるが全て先読み出来てしまう甘い展開は何とも言えないものも。それでも女性尋問官と言う設定や芯のテロリストなどによる怖い設定はとても興味深く鑑賞出来たし、アクションシーンも良かった。
最近のコロナウイルスの馬鹿馬鹿しい陰謀論をTwitterで苦笑いしながら見ていたが、それを見てからの本作の内容は少し笑えなかったし、とてもタイムリーに感じた作品だった。時間短めなので仕方ないが、これだけの設定やキャスティングでありながら内容の薄さは少し残念。
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