ゆき

海を駆けるのゆきのレビュー・感想・評価

海を駆ける(2018年製作の映画)
3.4
穏やかな死

物語は五感から始まる。
正体不明の男は「ラウ」と呼ばれるようになり、その名の通り彼はきっと「海」なのだろう。
ファンタジーチックな設定も、ディーンだと不思議にスッと受け入れてしまった。
言葉の壁も超える交流、「月がきれいですね」が印象的。
美しさには棘があるのだ。
ノベライズ版を読んでからの鑑賞。

×××
インドネシアの海岸で発見された正体不明の男。スマトラ沖の災害復興の仕事をしている親子はその男預かることとなるが、目の前で不思議な奇跡が次々と起きていく。
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