健多郎

殺人者の記憶法の健多郎のレビュー・感想・評価

殺人者の記憶法(2017年製作の映画)
3.5
元・連続殺人犯が新たな連続殺人犯を追うはなし

かつて連続殺人犯だったアルツハイマー男性の娘が連れてきた男もまた、連続殺人犯だった…?
失われていく記憶のなか、娘を守るために男はどう動くのか…

主人公がアルツハイマーの元・連続殺人犯という設定の時点でハラハラ感がすごい
基本的に主観の物語なので、映画を観ている僕たちに与えられる情報も主人公のもの
つまり、真実なのか妄想なのか分からない
娘が連れてきた男が本当に連続殺人犯なのかどうかもハッキリしないまま展開するので最後まで見応えがありました

でも、娘への愛情は本物だったと思います
なかなか面白かったし、オチも考えさせられたのでアナザーエンディングバージョンも観ないとだなあ…
健多郎

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