鍋レモン

ミッドナイト・ランナーの鍋レモンのレビュー・感想・評価

ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)
3.6
⚪概要とあらすじ
『ビューティー・インサイド』などのパク・ソジュンと『善惡の刃』などのカン・ハヌルが主演を務めたアクション。

警察大学に入学して2年の熱く行動的な学生ギジュン(パク・ソジュン)と知性派のヒヨル(カン・ハヌル)は、とても仲が良かった。ある日、彼らは外出中にたまたま拉致事件の現場を目にし、警察に通報する。だが証拠不足で捜査が進まず、二人は独自の捜査をスタートさせる...。

⚪キャッチコピーとセリフ
“捜査の3大要素は“情熱・執念・本気”!?”

「クリティカル・アワー」

⚪感想
コミカルな部分もあるアクション作品。

日テレで平野紫耀さんと中島健人さんが出演しているドラマの元がこの作品なのか。メインの2人が美形すぎ。役に合うかより話題性重視なのかな。

今作、韓国版の方は冒頭はもさもさしてるなと思った主人公の2人だけれど最後はめちゃくちゃかっこいいに変わってる。凄い凛々しいし、警察学生じゃなくてもう警察官。

性格の違う行動派と知性はのギジュンとヒヨル。
冒頭での両親との別れや散髪、食事、授業とそれぞれの違いが分かりやすく描かれている。

バディものに大切なのはやっぱりお互いの良い所を活かして悪い所を補えるところ。

ヤン・ソンイル教授が厳しい人なのかと思いきやとても寛大で優しくて素敵。
最後の方のシーンのセリフが全体的に好き。泣きそう。

警察学校の教官のイ・ジュヒもなかなか良いキャラクター。
女性であり厳しく、メドゥーサなんて呼ばれているけど心は優しい。

アクションシーンは見応えがあり、アクション映画ならではのシュパッ、バキッ、ガシャーンといい音が。

トッポギだけで捜査がめちゃくちゃ進展していくのが驚き。
探偵みたい。

まだ学び始めたばっかりの青年たちならではのガムシャラ感と芯の通った強い思いが映画から現れていてスッキリする。

エンディングの登場人物紹介の後にまだあるので注意。



⚪以下ネタバレ



ギジュンとヒヨルが可愛すぎて。
笑顔の診断みたいなので「歯が多いな」とか「それ!!今の笑顔!!」みたいなやり取り最高すぎ。
筋トレシーンでお互いに意地悪するシーンも好き。「99」「99」「ひとつ戻って98」とか笑う。
ヒヨルが違法の耳かき店に言っている時にギジュンがカップラーメンとソーセージの誘惑に分けてしまったり、警察が来たためにお取りになったり面白い。
電気が流れる銃を撃たれた時の2人の顔も良かった。

自分の変顔の待ち受けや習った護身技決めちゃうのたまらん。

最初は対立があり、あることがきっかけで仲を深めてとか1度敗北したけれど鍛え直して今度は勝利と王道ではありつつもそこらじゅうに面白さが散りばめられていて良かった。

⚪鑑賞
GYAO!で鑑賞(字幕)。
鍋レモン

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