【よかったこと】プロレスラーたちの演技がなかなか。ACACIAのような大惨事（アレは監督が悪いんだけどw）はまったく起きず、棚橋にはむしろ安定感すら。田口もよかったなー。
仲里依紗の振り切ったキャラ設定も正解。久しぶりに見たけど、彼女はコメディエンヌとしてやっぱりいい。そして鼻の形がいいw
【残念だったこと】子役がみんなくさいし、最初の1時間はストーリーが子どもっぽすぎ。プロレスを語る大人のセリフが、後半への布石であるとしても浅薄。とくに長年のプロレスファンと思しきヒロインの父親が語るヒール観は、子どもに対する説明としてマイナス5億点。いらいらして飽き飽きして死にそうになった。寺田くん声ちっさ。テンコジもうちょっと見たかった。
【最後の試合】いろいろある不満と不安を払拭してくれたのが最後の試合。そりゃあのふたりが闘えば見応えあるわな。どんでん返しも含めてストーリーはすべて見え見えなんだけど、そんなことはどうでもいい。ちょっと泣いた。
【で結局】もっと大人の鑑賞に耐えるストーリーにできたはずなのになー。残念。
