ウイカテラシマ

パパはわるものチャンピオンのウイカテラシマのレビュー・感想・評価

4.8
この映画を人にオススメすると、十中八九ニヤつかれる。ムカつく。「パパはわるものチャンピオン?はぁ、、」みたいな。ただ、一回観てくれればそのツラで私に歯を見せたこと後悔するだよ。タイトルの印象の潜入観なんて、ぶち破れるほど最高の映画だから。マジで。

この映画の予告観た時に「私ってこんなに棚橋のこと好きだったんだ」と目頭が熱くなった。それで観たの、昨日はそう、2回目ぇ〜(オカダ風)。
同じ映画を劇場に2度観に行くなんて『仁義なき戦い広島死闘篇』と『モンスターズユニバーシティ』以来のレアな事で、要するに2回行くぐらい最高だったわけ(わざわざ大森まで!!)

パパのことが大好きな息子に、パパの職業は悪者プロレスラーって知られるって話なんだけど、一番良かったのは棚橋演じるパパが息子を怒らないところ。小学生の息子に職業のこととか、更にはかっこ悪いとか散々に言われてもパパは絶対に息子を怒らない。でも人様に迷惑をかけたらキチンと叱る。それが棚橋っぽくて。

ラストの試合は初めて息子が応援する状態での試合なんだけど、私は試合中涙が止まらなかった。なんなら、1回目見た時より泣いた。メチャクチャいい。

プロレスファンとして言うと、ヒロムがちゃんと演技してるのが可愛いかった。ってかみんな可愛かった。プロレス好きでよかったし、これ観たら絶対プロレス好きになる。
プロレスファンの贔屓目無しにめっちゃいいから。これマジ。
ウイカテラシマ

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