ひでG

バッド・ジーニアス 危険な天才たちのひでGのレビュー・感想・評価

3.9
懸念材料。タイの映画、カンニングの映画、

前者は多分大丈夫だと思った。泣けるCMでは名作揃いのタイ。国民の間でも広く愛されている映画という娯楽。映画祭も多く開かれ、各国の映画の良さも上手に取り入れているとか。

本作も、さながらハリウッドのスパイ映画のようなサスペンスも盛り上げ方!
ハラハラ、ドキドキ感はなかなかでした!

カンニング映画、さすがにあれだけ大掛かりだと、
「そんだけ苦労するんやったら、勉強せいや!」て、ツッコミたくなるけど、
まあ、良くはないけど、面白かったからいいか?!と自分に言い聞かせ、観続ける。

兎にも角にも、終わらせ方だよな?
って、思いながら観てたんだけど、
んんうん、そーか!

そっちに振ったか!→ネタバレでコメント欄に

そーだよね、そっちに振れば、
「カンニングを頼む方」と「頼まれる方」の
身分や貧富の差が明確になり、テーマ性みたいなものもはっきりしてくるよね、

「頼む方」も、何度もこんな奴ら見つかってしまえ!って思うんだけど、
どことなく憎めないというか、
特にグレース役の女の子が可愛いんで、気がつくと応援している、
そこら辺は計算?映画として、面白くしているところかもしれない。

カンニングの仕方は、完全ネタバレなので書きませんが、「アナログ」と「SNS」の見事な融合とだけ言っておきましょう。

最初のカンニングは、実践可能?😊
中高の先生方は、本作観るべし!
それにしても、試験監督って、どこの国でもアホみたいやね😊

カンニングにのめり込む主人公リンちゃんの心情がイマイチ弱い気もするけど、それだけカンニングそのものの描写はシャープになったので、トントンかもしれない。

ギリギリのところの楽しさではあるけど、楽しめました!!
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