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バッド・ジーニアス 危険な天才たちのkaitoのレビュー・感想・評価

2.9
最近大学やら勉強やらバイトやらと多忙な毎日を送っていてなかなか映画を観ることができないなか、これは観たい。と奮起させてくれた映画がバッドジーニアス。そう、タイの映画に初挑戦。あらすじは簡単に、解答をカンニングさせてそれで儲けるというビジネスを開始するが....。
映画全体に言える結論はというと、期待値を上げすぎた感があったなと。脚本は普通に面白かったんだけど、なんというかキャラクターがいまいちだったと思う。キャラクターに関心がわかなかったら、30%くらいその映画から気持ちが離れてしまうんだよね。好きになれたのはリンのお父さんだけかな。彼の娘を思いやる気持ちが最後のほうには、すごくマッチしていたと思う。グレースだっけ?名前忘れたけど、そいつらは全く好きになれない。理由は明白だね。
個人的には、映像にも不満あり。スローを使いすぎ。ある程度の使用ならいいとは思うけど多用はいらいらする。
「悪いことを認め、良いことを率先してやる」とか純粋に「カンニングはだめだ」とかがこの映画全体のメッセ―ジだとは思うけど、弱い。カンニングをする人なんてマイノリティだから共感はできなかった。唯一感動できたのも親子愛くらい。ハラハラしたシーンはもちろんあったけど、予告で伝えすぎだなと思った。観ようと思う方はなるべく観ないで行くことおすすめします。
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