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バッド・ジーニアス 危険な天才たちのmasaのレビュー・感想・評価

4.1
ハラハラドキドキの高校生たちによるカンニング映画。
面白い!
カンニングそのものの手法は最初は古典的でそれほど斬新的ではないけれど、スタイリッシュな映像と、登場人物たちの魅力にやられてしまいました。

天才的な頭脳を持つヒロインがテストで友人を救ったことをきっかけに、入試でトリックを仕掛けようとするという話。

監督はショートフィルムなどを手掛けてきたナタウット・プーンピリヤ。モデル出身のチュティモン・ジョンジャルーンスックジンが主演。

頭のいいリンは、進学校に特待生として転入する。彼女はテストのときにある方法で友人を救ったことが評判になり、カンニングビジネスを考え出し、多くの生徒を高得点に導くが…

なんといってもヒロインのチュティモン・ジョンジャルーンスックジン(長くて舌を噛みそうな名前ですが…笑)の魅力にやられてしまいました。最初はあか抜けない田舎の秀才少女的な感じでしたが、だんだんかっこよく、不敵な面構えになっていき、モデル出身ということもあり、驚異的なスタイルで、画面によく映えていた。
あと仲間の金持ちの生徒たちも、どこかキュートで明るく、金持ちのボンボンなのに嫌味な感じがしないのもよかった。
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