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ガス・ステーションのskm818のレビュー・感想・評価

ガス・ステーション(2016年製作の映画)
3.7
古いガソリンスタンド(なんと木造だ)で暮らす男と彼をめぐる3人の女。確かにイケメンで余計なことはせず寡黙で親切ではあるが、なんでそこまで愛されるのかよくわからない。基本彼はずっと変わらず、周囲の女性がちょっと変化するくらいかなー。10年間くらいの出来事ですかね。
主人公がずっと思いを寄せている女性(出て行った妻)にはまたかと言いたくなるレベルの重い秘密が。いい加減罪悪感の源泉としてこのネタ使うの止めようや。しかも主人公が、ただの男性経験の告白としか捉えてないような反応しててイタい。
それ以外はまあまあ。たまに戻ってくる妻があなたの娘よと置いていった子が明らかにアフリカ系の外見の子(主人公も妻も東洋系)だとか、夫が死んだことを嬉々として報告に来る勘違い元ミスコン優勝者のおばさんとか、彼の気を引こうと当てつけに若い男を呼び出して目の前でsexを迫る女子学生とか、あの辺は笑うところなのだろう。若い頃からキスの仕方詳しいなーおばさん。彼女と張り合うコスプレ女子学生も合わせて、何かもう間違った積極性全開という感じ。
そしてお約束どおり、女子学生とおばさんには女の友情みたいなものが生まれている。この辺はちょっとほろっとした。
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