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スカイライン-奪還-のとぽとぽのレビュー・感想・評価

スカイライン-奪還-(2017年製作の映画)
3.5
待ってました秋の陣、清々しく只々熱い!交換条件出しては交渉上手なフランク・グリロ×イコ・ウワイス×ヤヤン・ルヒアン、全ての少年心を忘れない人たちへ捧ぐ"パージ・ミーツ・レイド"な人類最強戦線。墜落したラオスでたまたま最強のシラット使い二人に遭遇するなんていうミラクルがあるとは...ロスを舞台にしたあのにっちもさっちもいかないウ~ン前作からよくこれだけ進化したものだと感心するのみ。『インデペンデンスデイ』も『ターミネーター』も何なら日本では公開時期が近かった『ザ・プレデター』も待っとけ、みたいな地球侵略系SFへの王道な挑戦状と変化球な見所。強いて言うならちょっとスロースターターな印象。ポスタービジュアルや予告から期待した景気良すぎる完璧な布陣による胸熱バトルシーンが始まるのが少し遅すぎるということだけど、いざ始まってみればそんなのさほど気にならない。それに肝心のアクションの内容はロボット怪獣バトルまであってギュッと凝縮されているよう。そしてブルーライトに目を晒されまくっている現代人への警鐘みたいな対人ダイソンの親元を粉砕した後には、『アベンジャーズ』1の最後のサミュエル・L・ジャクソンのセリフを思い出すほど。エンドロール始まってのNGシーン集的なキャストとかの名前パートで本作の気持ちよさを改めて認識して終われるから、ラストシーンと相俟って三作目となる続編が楽しみになる。

「俺たちは生き残っただけじゃない、進化した」
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