ももちやん

ザ・シークレットマンのももちやんのレビュー・感想・評価

ザ・シークレットマン(2017年製作の映画)
4.4
ここ富山でやっと5月に上映され、待ちに待っていた映画。
たまたま最近みた、トレイン・ミッションのリーアム・ニーソンが、「ウォーターゲート事件」のディープ・スロート、マーク・フェルトを演じ、マーク・フェルトから見たウォーターゲート事件を描く。

私の世代では、ウォーターゲート事件を描いた映画は「大統領の陰謀」である。ワシントンポスト紙の2人の記者が、とある情報提供者からの情報(といっても情報は内部告発ではなく、示唆である)により、大統領の陰謀を暴くストーリーだが、その当時は、「ディープスロートがだれなのか」は明かされていない。ニュースソースの秘匿は報道の原則だから。

その後、自らがディープスロートであると明かしたマーク・フェルトが、FBIという立場であるにもかかわらず、捜査できない苦悩を、なんとかしようとして足掻く姿を描いたのがこの映画だ。
個人的にとても関心の高い事件なのでとてもよかった。
もう一度見たかったが2度目に行くことができず残念。

ちなみに大人の人はご存じだろうけど、ディープスロートとは、70年代当時話題になったポルノ映画の題名。だから、情報提供者を「ディープスロートと呼ぼう」といったときに、「えっ」ってイヤな顔をしたんですよね(笑)。こちらの映画は見ていませんが。
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