miumiu

プラハのモーツァルト 誘惑のマスカレードのmiumiuのレビュー・感想・評価

3.5
モーツァルトと新進歌姫スザンナ、パトロンのサロカ男爵の三角関係と、「ドン・ジョバンニ」製作背景を描くドラマ。

とりあえず、音楽・芸術のパトロンというより女漁りしてるだけじゃないか!のサロカ男爵が胸糞… でもこの時代はそういうものなのかな。
妻子あるモーツァルトとスザンナの恋も、人によってはモヤッとするんだろうな。

事前情報まったくなく観たら、モーツァルト役は『ダンケルク』『やっぱり契約破棄していいですか?』のアナイリン・バーナード。
片や戦争映画、片やコメディだった上記2作と比べると艶っぽくてとても素敵…! 他作品では色気を特には感じなかったのに、モーツァルトは色っぽくて魅力的だった。
『レ・ミゼラブル』でエポニーヌ役を演じたサマンサ・バークスも出演(歌声も披露している)、完全に私得映画。

モーツァルト、というだけでちょっと身構えてしまったけれど、尺も短くて見易い映画だった。
何より、モーツァルトが画像で伝わる情報以上にイケメン笑
恋愛愛憎劇が苦手でなければ、楽しく観られると思う。
miumiu

miumiu