手錠プレーしようとしたら夫がバイアグラの副作用で心臓発作、そのまま亡くなっちゃいました。人里離れた別荘、助は来ない。どうしよう。系の映画。
鑑賞後に気が付いたのですが、原作がスティーブン・キングなんですね。
我々はどこまで逃げても、そこはキング御大の手のひらの上。
さて内容ですが、どうやって脱出するかがメインのいわゆる「シチュエーション・スリラー」的なものとは一味違う感じ。
彼女と幻覚たち、犬。などとやり取りする現在と、過去の回想を行ったり来たり。
脱出より「トラウマと向き合う・克服する」というのがメインかなと言った印象。
脱出劇を期待して観るとアレッっとなってしまうかも。
とは言え脱出部分もかなりインパクト大。
あらすじ内にあった「そして究極の選択が迫る。」のせいでどう抜け出すかが容易に想像できてしまったが、これがかなり痛々しかった。。。
「ホラーと見せかけて、出てくる怪物や現象・状況が実は何かのメタファーでした映画」はあまり好きではないのですが、これは面白かったです。
