好き、好き!すごく好き!!
ちょっとシャイアへの批判をチラチラと目にしていたけれど、いやいやいや、シャイア最高ではないですか〜
トップに立つものだけが味わう苦しみ、それを分かち合ったもののみ知る…
ものすごく繊細でね、どちらがどう、という作りではないのですよね、もちろん作られた国の人が主人公なのですが、どちらも苦しんで苦しんで、というのがヒリヒリするような空気感で伝わってきてね…
お恥ずかしいことにこの試合のこと知りませんでした。そして知らなかったことをこれまでに感謝したことはなかったなぁ…
ものすごく手に汗握ったし、ハラハラして見守りましたよ…死闘という言葉はこういった試合にのみ使えるものよね。
配役すごく良かった、ボルグの冷静さに秘めた部分を、若きマッケンローに見る、なんとも言えない、言葉では伝えられない部分がヒリヒリ伝わってきてね…もう…
ボルグの少年期の俳優さんがいかにも北欧の子、という感じでね、それを優しく包むステランさんが最高…なんて父性なの…
マッケンローのシャイアもいい、すごくいい、憎めないもん、こんな人。暴言に隠された繊細で賢い魂。誰かに認められたくて、でも嫌われて。
シャイアの演技幾つも見ましたけれど、これはね、最高と言ってもいいかと。切なかったなぁ…
二人ともいい人生送っているのかな?
こんな経験、普通の人にはできないからこその最期の部分がジーンと。