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ボルグ/マッケンロー 氷の男と炎の男のchipのレビュー・感想・評価

4.0
テニスのことはあまり知らないけれど...
ボルグとマッケンローの名前は知っていた。
そんな、浅い知識での鑑賞だったけれど。。。
終盤、ボルグ5連覇をかけたウインブルドンの試合のシーンには、ドキドキした。見ていて疲れた。まさに世紀の対決、死闘だった!

副題、氷の男と炎の男、対照的ではあるが。
ボルグもかつては怒りを面に出す問題児であったことにびっくり。
強い、とにかく強い!
世界中で有名になっていつも注目されていたボルグは、何も自由にできなくて窮屈だったろうなぁ~独りでものすごいプレッシャーと闘う日々。
パリで車をロックしてしまって、無一文でホテルに帰る途中...カフェでコーヒー代が払えなくて、手伝いをしたエピソードが好き!
マスターは彼を知らなくて(笑)
ボルグも困った顔していたけれど...きっと少し楽しかったに違いない。
彼を演じたスベリル・グドナソン、本人にそっくりでカッコいい!
ボルグと同じスウェーデン人なんだね。
「ストックホルムでワルツを」で、ベース弾いてました。

対するマッケンローには、シャイア・ラブーフ。
試合中に悪態をつき嫌われ者だったらしいが....
ボルグとの試合ではものすごく真剣で、ちょっと驚いた。

マッケンローたちが遊びに行くクラブで、大好きなブロンディの「コールミー」が流れてうれしかった!

試合中、客席でタバコを吸うボルグの婚約者と、葉巻を吸う実況中継のアナウンサーが映ったけれど...そんな時代なんだね。

それにしても...
錦織くんも大坂なおみ選手もがんばっているし、
「アイトーニャ」「バトル・オブ・ザ・セクシーズ」に続いてこの作品。今年はテニスが熱いね!
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