監督買いで観に行くリチャード・リンクレイター作品。
ベトナムの戦友たちが戦死した息子の遺体を運ぶ友人に付き合って旅するロードムービー。
面白いのは寡黙なドクをスティーブ・カレルがのべつまくなし喋り続けるサルを「トランボ」や「ブレイキングバッド」のブライアン・クランストンが演じている事。
普通なら逆にしそう。
ローレンス・フィッシュバーンも良くて、この3人が喋っているだけで間が持ちます。
貨物車での下ネタで盛り上がるシーンがすごく好き。こういうの上手いですね。
20代の頃は下ネタなんて下等な笑いだと思っていましたが現在昔の友人と飲むと下ネタばかり言っている自分達にビックリする事があります。
元海兵隊の軍隊好きと反戦の間で揺れている描写はいいですね。
バランスがいいと言うのではなく人間くさくて。ラストの感じも好きです。
原作は「さらば冬のカモメ」の続編で今作もジャック・ニコルソンなどの当時の役者を集めて撮る「トレインスポッティング2」的な企画だったみたいですね。
なるほど、なるほどと思いましたが「さらば冬のカモメ」を観ていないので急いでアマゾンプライムで観てから知ったかぶりでレビューを書こうかと思いましたが間に合いませんでした。
こうしてどんどんウォッチリストが溜まっていくんですね。