Kota

30年後の同窓会のKotaのレビュー・感想・評価

30年後の同窓会(2017年製作の映画)
3.3
上映前の予告で“バトルオブザセクシーズ”のスティーブカレルを流すのは、悪意を感じる。笑

とにかくスティーブカレルが終始悟り。愛するリンクレイター監督の最新作なのに、彼の作品で一番ハマらなかったかも…。「何も起こらない会話劇」が彼の映画のいい所なんだけど、会話の内容も戦争や神の事だったりと共感できず。やっぱり“エディバディウォンツサム”とか“6歳の僕が大人になるまで”の様に人生を訳もわからず謳歌してる感じを求めていたのかな。隣の叔父さんはすごく共感してるっぽかったから、まだまだ僕には早かったみたい。

たわいない会話で少し笑顔になってからの突然エンドロールで「えっそこで終わる!?」的な不意打ちな終わり方が好きなんだけど、この映画は割と綺麗にまとまってた(個人的には葬式の前の朝ごはんのシーンとかで終わって欲しかったかな)。神父であるローレンスフィッシュバーンの言葉が旧友との再会でクソ悪くなる所が好き。
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