噛む力がまるでない

30年後の同窓会の噛む力がまるでないのレビュー・感想・評価

30年後の同窓会(2017年製作の映画)
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作劇がうまい。会話劇がうまい。こりゃあ英語圏の人たちはもっと面白く感じるんだろうな。羨ましい。となると、吹き替え案件かも知れませんね。
三人の30年の時間がゆっくり溶けて進んでいくのと同時に、「各世代に戦争がある」ことへの目配せもきっちりされていて、奥深い構造にしてるのもまたよかった。
三人の中でわたしの注目はスティーヴ・カレル。すごい。あんな引き算でも演技ができるのか。

やりとりの面白味を早いうちにつかまないと、眠くなっちゃうかも。