Grindhouse110

デンジャラス・プリズン ー牢獄の処刑人ーのGrindhouse110のネタバレレビュー・内容・結末

4.5

このレビューはネタバレを含みます

‪過去には当事者であり、現在そういったトラブルをなるべく避けて生きてきたが結果巻き込まれ、結末がどうなるかを知っているからこそあえて破滅的な行動を起こすというか起こさざるを得ない主人公‬が最高です◎

冒頭からなんだこの嫌な感じ。どうなるんだコレ?とワクワクがとまりませんでした。イラついてるすぐキレるおっかない先輩と2人きりでずっといなきゃいけない状況で睨まれてるみたいな緊張感◎

愛国心に溢れた主人公のキャラクター造形がとにかく秀逸で運転するシーンのワンカットも何か起こりそうな雰囲気が続くので目が離せませんでした。

後半の監獄シーンも、ザラー監督特有の淡々と実にリアルな描写が無駄に緊張感を煽り良かったです。ザラー作品は全て観てますが群を抜いてこの作品が良いですね。グロ過ぎる描写も期待を裏切らないですし。

終盤手前の電話のシーンも実に最高◎そのあと処刑からの衝撃のラストも実にクール!
Grindhouse110

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