遠藤泰介

新きまぐれオレンジ★ロード そして、あの夏のはじまりの遠藤泰介のネタバレレビュー・内容・結末

2.8

このレビューはネタバレを含みます

きまぐれオレンジロードらしいといえばらしいけども、ちょいとSFすぎるような。
SFの設定とかそういえばあったな!くらいの塩梅が原作で生きていた気があった。
結末的には必須な要素なわけだけど。
前作劇場版の『あの日に帰りたい』と脚本が両極端だわ。
圧倒的に前者の生々しいドロドロ感が好きな自分にとってはこの作品はさして面白くなかった。

19歳の恭介がちょいと子供すぎる。
22歳の恭介と邂逅する場面での成長度合いをより大きくするための演出がバレッバレ。

3年後のひかるちゃんと出会って
恭介の「この時ひかるちゃんはバージンではないことを確信した」的なナレが入ったのには大爆笑した。

青少年真っ盛りの恭介を表現したいがためにそんなような"笑える"下ネタナレが他にも幾つか挿入されるので、それを楽しみに観るのもあり

映画化の元になった
『新きまぐれオレンジ☆ロード』は未読での鑑賞。
気が向いたら読む。
遠藤泰介

遠藤泰介