こういう悪趣味満開な映画は、センスのないチームが作ると陳腐で寒い映画になることを実感。
メディアやSNSへの皮肉を伝えたかったんだろうけど、そもそもお話に穴だらけでスッカスカだからつまらない。
題材は面白いのに、どうしてこんな空回り映画になったんだろうか。
いっそのこと、アグレシア・デ・ラ・イグレシア監督にこの映画をリメイクしてもらって、かなりぶっ飛んだイカれカルト映画にしてもらった方がこの映画も成仏出来るんじゃなかろうか。
主人公を含め、色々なキャラクターの心の変化が描かれてないから、「おいおい、その急激な心の変化はなんなんだよ。多重人格かよ。」
ってなるくらい、ついていけない。
あー薄っぺらい。
色々な人物の自殺シーンが出てくるんだけど、日本人の切腹シーンなんてもはやコント。「え…?!私は今、ごっつええ感じを観てるの??」って錯覚するほど。
オチも予想通りで「ですよね( ˙-˙ )」って感じでお金返してほしかった。
悪趣味でメッセージ性の高い映画を作りたかったけど、力量がないから中二病作品になってたよ。