「濃密な"実時間"」
- 26分と短い映画です
短い映画というより、
映画の一部を切り取った感じ
人と人の間の空気感を感じる映画が好きな方におすすめです。
実時間26分の間のぎこちない空気感でのやりとりが良いですね。
観てるこちらも緊張する…
中村ゆりさんの細やかな仕草の演技がとても良いです。
この演技が短い映画を濃密な時間へ導いてくれました。
中村ゆりさん演じる ともえ が とても"印象的なワンピース姿" でした。このファッションが、この映画の雰囲気に大きく影響してると思いました。
ぎこちないやりとりが主軸でしたが、その会話の中で相手の状況、感情を探る「キーワード」を時折、発する。
それがポイント、ポイントで相手に通じる…でも、決して気持ちは交わらない、完全には伝えない、少し気持ちを伝える、それでいい…
点と点で通じた事で、心の整理が出来たのでしょうか。
追記11/15
「愚行録」の監督なんですね。
知らずに観てました。^_^