Hiro

蝶の眠りのHiroのレビュー・感想・評価

蝶の眠り(2017年製作の映画)
3.0
恋愛は、命懸けの狩りだ!
欲しいと思った相手を追いかけ、
言葉の、あるいは仕草という矢を放つ。
相手の家に年下の妻が待っている現実も、自分の家に年上の夫が待っている現実も、、その瞬間も、なつこの前では無力だ。。恋に勝つ為に頼りになるのは自分だけ。自分の体力が、獲物より劣っていれば、絶対に手に入らない。。
と、大学で講義している小説家の良子
バツイチで、恋愛小説を特別講義している
彼女は、遺伝性アルツハイマーで、
自分の記憶と人生の終焉に向けて、ふとした事から知り合った韓国留学生チャネに、小説を書く事を手伝ってもらう。
次第に、互いが惹かれていく、
彼女自身が病状を伝えた元旦那は彼女の恩師の様なもの、かなりの年の差。
その間で、自分の意識が薄れていく中、揺れ動くヒロインの気持ち。
別れた理由は、彼女の浮気が原因らしいが、その記憶も、元旦那の事も忘れたくないのか、、結構旦那に依存はしている。。チョソネにも揺れながら、自分の立場を周囲に言及され、、彼と距離を置く。。そして、別れ。。
結末は、ジーンときた、大人の純愛映画でした
『蝶の眠』は、韓国の例えの言葉らしいです。
Hiro

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