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スカイライン-征服-のとぽとぽのレビュー・感想・評価

スカイライン-征服-(2010年製作の映画)
1.0
ネガティブキャンペーン版"日本よ、これがハリウッドだ!"?ーーーー今年日本に来るフランク・グリロ×ザ・レイドな続編楽しみすぎて見直した、「今度見れば面白いかも」と淡い期待を寄せたけどやはり気のせいでした残念。。あっちの技術力だけ愛でる作品、これ正解。誰々に生き残ってほしいみたいな気持ちが全く芽生えない共感度ゼロの軽薄で不愉快なキャラたちが本作自体を自虐するように特殊効果にL.A.で従事しているという笑って良いんだかもよく分からぬ設定をいきなり放り込んでくる"嵐の前の静けさ(ならぬ騒がしさ)"=パーティーシーン。感情移入できる余地がない。ここから『クローバーフィールド』とかばりに面白くなるならまだしも、ここらへんが中身空っぽ金無駄遣いなバカ映画と良作の違い。これなら『ジオストーム』のほうがまだゲラゲラと笑いながら見られる愛すべきバカ映画だったよ。せっかく映像技術でモンスター達を出しながら画は地味で、それは光に吸い寄せられるという設定のためブラインドとかをずっと下ろしているから。白を基調としたモデルハウスで口論かよ。そして、そういう点をポジティブに捉えるならギャレス・エドワーズの『モンスターズ』的アイデアの勝利・巧みなモンスターの見せ方で恐怖を煽るような良作にはなからなかったものか。陳腐なプロットに薄っぺらなキャラクターたちの刺激のないそのまんまなセリフ・会話、そして弱い演出、だから全くスリリングじゃない(スロー再生、早回しを使うタイミングが見え見え妥当で時に的外れ?)。役者自体も日本じゃ知名度なんて無いに等しいザルな面子が揃ってるので、いよいよ深刻に映像技術だけが頼みの綱といった感じか(そもそも主人公の役者ってイケメンなのか?彫刻みたいな顔はしているけど)。それすらくすんだ感じの映像に足されてしまうとパキパキと浮いた印象受ける、おいおい頼むぜ。尺90分ちょっとと短い筈なのに「もうそろそろ半分過ぎたかな」と残り時間を見てみるとまだ一時間くらいあったときは流石に泣きそうになったよね、うんうん。随所既視感はあるしベタであるものも、いくらでも面白くできそうなのにおかしいな~。ファッキンマスタッシュちょいデブ中年オジサンはバカ映画ありがちな自己犠牲道連れで格好付けようとするけど、その時に日本の特攻隊の絵画を背景に映していて、どうなのと思いました「クタバレ化け物」。こんなカオス誰も待ってない、続編が作られていなかったら当に忘れられているであろう大規模災害。てか終盤のほうタル過ぎる、さっさと終われよ。ゴミが続編作る気満々で粋がるなよ。よくこんなクソ映画からあんな力の入ったエネルギッシュな続編が出来たものだと今度『BEYOND SKYLINE スカイラインー奪還ー』の予告見ながら感心、そもそもこれで続編ゴーサイン出たこと自体奇跡?(だから金銭的理由もあって今度の続編はアメリカだけじゃないのかな)

「高層マンションの20Fで死ぬよりマシだ!」じゃあもっと早くそうしてよ~~うだうだ下らない言い合いに仲間割れしてないでさ、お前ら全員正座で反省な
TOMATOMETER16% AUDIENCE18
A middling sci-fi entry, Skyline offers proof that solid special effects alone cannot overcome a flat storyline filled with uninspired dialogue
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