マイナーな俳優陣で、しかもわずか1000万ドルというこの手の作品としては超低予算で製作された本作。
内容はただひたすら宇宙人の攻撃から逃げ惑い続けるだけと言ってしまえばそれまで。
だが、この作品、「インディペンス・デイ」や「宇宙戦争」、「マトリックス」など数々の過去の大作へのオマージュが満載。
そしてB級SFテイストあふれる一般受けを無視した確信犯的なラストシーン。
製作者たちのSF映画にかける情熱が伝わってくる。
VFXの技術も一流だが、ロケ地はなんとほぼひとつのマンション内だけというのもある意味すごい。