磨

恋のしずくの磨のレビュー・感想・評価

恋のしずく(2018年製作の映画)
3.1
「都会の子は何着ても“か わ え 〜 ”のぉ」というギャグは一個だけ(そもそもギャグではないと思う)の真面目な酒造り、真面目な恋愛の映画です(笑

東京の農大でワインソムリエを目指す“日本酒嫌い”のリケジョ・橘詩織(川栄李奈)の実習先は、意に反して東広島市・西条の日本酒の酒蔵に決まってしまう__
という物語、広島県の西条は兵庫・灘、京都・伏見と並ぶ日本三大酒処の一つで【吟醸酒の父】とも呼ばれる三浦仙三郎の出身地。毎年10月第2土・日曜の2日間にわたって酒祭りが開催されているとの事(先週?)

川栄ちゃんリケジョか?と思ったけど、さすがAKB卒業生の中で屈指の演技力(*個人的評価)、なかなかサマになってました。教誨師に続き連続鑑賞となった大杉漣さんは本作が遺作との事。経営者・ヤクザ会長・警視庁副総監・そして蔵元と、やはりこういった役が似合ってました。

作品を全体的に観るとちょっと中盤から長過ぎるところと、メイン以外の俳優さんがもうちょっと‥って感じですかね?

実は私自身は主人公の詩織と同じでアルコールはOKなのに日本酒が苦手😰匂いはツーンとキツいし、味は変に甘くて‥
でも、この作品内だけでなく日本酒の話ではけっこう出てくる話なのですが、本物の日本酒ではそうならないとの事。一度ちゃんとしたホンモノを味わってみたいです🍶
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