のみとり侍のえるるのネタバレレビュー・内容・結末

蚤取り侍ってタイトルとキャストだけで選んだのでエロが多くて驚いた。

粗相をして殿から蚤取りになれと罵倒された侍がまじめに蚤取りになる。蚤取りとは猫の飲みを取る人というのが建前で男娼の事。侍は世間知らずだという事に気づく。最初の客に下手くそだと言われ困っていた。可愛かった嫁がドS女王に変貌し、ちんこにうどん粉をまぶした商家の婿にSEXを覗かせて貰う代わりにうどん粉を代わりに買う取引をして、女の扱い方を覚えどんどん蚤取りとしても成長すると共に町人達の暮らしや考えも理解出来るようになってくる。そんな時、貧しいが無料寺子屋の先生をやっているお迎えさんが猫に引っ掻かれて膿んで大事に。医者を呼びに行った商家の婿は行方知れずになり、寺子屋の先生の父の形見となると立派な刀を代わりに医者を呼びに行く。医者は診療を引き受けてくれるがその刀は本当は価値がないものだった。そこで偉い人達の身勝手さに気付きつつ、さらに自分は藩の不正を調べていた事から邪魔者として意図的に蚤取りにさせられた事を知る。男子の売春が禁止になり捕まる蚤取り達、そこに藩からの迎えが来て、処分を受けると思いきや間一髪で殿が改心。爽やかに終わる。

その辺の乱暴なAVより男の人には勉強になるのではないか？何より俳優達が美しいから観てられる。高身長元モデルのトヨエツと阿部ちゃんの足が長いしふくらはぎが綺麗。寺島しのぶのエロシーンって生々しいと毎回思う。登場人物のキャラがよくて配役もとてもあっていた。トヨエツの役がすごく良い。
最初の蚤取り達と体面するシーンで写楽の顔真似の人を不気味がるけど、パッケージでは阿部ちゃんが写楽の顔真似しているのも洒落が聞いてる。
貪欲で申し訳ないが私は斎藤工が蚤取りになるのを楽しみにしてしまっていた。エロい斎藤工が見たかった。エンディング爽やか笑顔だった。

エロ多めなのでご家族や友だちとだと少し気まずいかもしれません。恋人と観るか、一人で楽しむ事をお勧めします。斎藤工の身体の露出はほぼありません。