前評判ほど私は笑えなかった。「後妻業の女」は元々観ていない。観に行く気になれなかったが正しい。
同じ監督と言う点を阿部ちゃんでうっかり忘れていた。
田沼意次酷かった。対する三浦貴大扮する松平も酷かった。斎藤工物凄く出てるけど最近微妙。全く工である必要を感じない。
最後のオチもわかりにくい。単なるバカ殿ではないみたいだったけど、それが伝わりにくかったと思う。いろいろ思惑があって蚤取り屋に行かせたくだりは説明がたつが、夜馬で暴走しているシーンは単なる奇行に走るバカ殿にしか思えなかった。トヨエツも打ち首って言われた割には生きてたし…
でも冒頭歌を読み上げる松重豊には笑った。それくらいかな。あっちゃんいつも着物が落ち着いてない。大店の若女将にしては襟が開きすぎて、着物が浮いている。
阿部ちゃんもトヨエツもカラダ張ってる割には何か報われない。寺島しのぶの役も欲を言えばもう少し…な人が良いけど、あの役やってくれる人がいなかったのかな？最近痛い役の多い寺島しのぶだけど、年増のいい女役は飽きた。
結論としては、予告編に吊られたけど、本編はさほど…って事で。
