nam

のみとり侍のnamのレビュー・感想・評価

のみとり侍(2018年製作の映画)
3.7
「明るい作風で気楽に笑える人情コメディ」

いただいた前売り券があったので鑑賞。
割と年配めの方が会場には多い印象。

エリートで堅物な寛之進(阿部寛)が失態をきっかけに、猫ののみとりに格下げ、のみとりとは表の姿で実は女性への出張風俗のような仕事。慣れない寛之進は女性に「下手くそ」と罵られた事をきっかけに女性の喜ばせ方を学ぶことにというストーリー。

堅物な寛之進が直面する珍しい仕事のてんやわんやぶりや、プレイボーイの清兵衛(豊川悦司)から学んでいくさまも面白く、何度も笑えるポイントがありました。トヨエツも非常に鬼嫁(前田敦子)の目を盗み、女遊びをしたりとコミカルな演技を楽しめます。安倍さんとトヨエツが二人並んで颯爽と歩いている姿はこれは人気出るなーって感じのカッコよさでした。

意外にも奥さん役の前田敦子さんがこんなにも演技できるようになったんだというのは個人的に意外でした。

前半笑わせてもらいつつ、後半には予想外の展開になったりと上手くまとまっていた印象です。気楽に観て、笑える作品です。
nam

nam