シゲキテオレマ

枝葉のことのシゲキテオレマのレビュー・感想・評価

枝葉のこと(2017年製作の映画)
3.9
無口でやたらきびきびと歩く思考を読み取れぬ主人公。そんな彼をひたすら追い続ける手持ちカメラ。先読みが出来なくて面白かった。
職場→居酒屋orガーズバー→家のルーティンに、昔よく世話になっていたおばちゃん(幼馴染の母親)のお見舞いが加わることによって徐々に変容してゆく基本平和主義の男。シャンタル・アケルマンの『ブリュッセル1080、コルメス3番街のジャンヌ・ディエルマン』をちょっとばかし想起。
ヒリヒリした緊張感の中にところどころ笑える瞬間があってよい。
呆気にとられてしまったがラストの切れ味が抜群。カッチョイイと思う。
キレる時、声ふるえちゃうのめっちゃわかるな。